この記事では、「蚊帳」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「蚊帳」の正しい読み方は「かや」と「かちょう」どちら
「蚊帳」の正しい読み方は「かや」と「かちょう」どちら
「蚊帳」の「蚊」は、音読みで「ブン」、訓読みで「か」と読みます。
また「帳」は、音読みで「チョウ」、訓読みで「とばり」、「はり」と読むことができます。
「蚊」を訓読み、「帳」を音読みにすると、「かちょう」となります。
しかし、「帳」は「や」と読まないので、このままでは「かや」とは読めないようです。
正しい読み方の結論
正しい読み方の結論
「蚊帳」は「かや」と「かちょう」のどちらでも読むことができます。
「蚊帳」は「蚊屋」とも表すので、「かや」と読めます。
「蚊帳」の意味
「蚊帳」の意味
「蚊帳」とは、蚊を防ぐために、寝室に吊り下げて寝床をおおう帳(とばり)のことを言います。
「蚊帳」の「蚊」は、「か」、「ハエ目(双翅目)糸角亜目カ科の昆虫」などを意味しています。
また「帳」は、「とばり」、「張り幕」、「ノート」などを表しています。
「蚊帳」の言葉の使い方や使われ方
「蚊帳」の言葉の使い方や使われ方
・『昔は網戸がなかったので、夏になると部屋に蚊帳を吊って寝ていました』
・『蚊帳と蚊取り線香の組み合わせは、昭和以前の日本の夏のイメージがあります』
・『「蚊帳の外」とは、物事に対して関与できない立場に置かれることなどの意味があります』
まとめ
まとめ
「蚊帳の外」という慣用句があるように、一昔前までは「蚊帳」は日常的に用いられた夏の定番の道具だったようです。
今では冷房のために、窓を閉め切ったり、窓を開けても網戸があるので、一昔前のように蚊は部屋に入って来なくなりました。
このようなことから、現代ではほとんど「蚊帳」は使われなくなったようです。
機会があれば、「蚊帳」を使ってみるのも良いかもしれません。