「青歯」とは？意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

この記事では、気になる「青歯」【あおば】の使われ方や例文を取り上げてどのような意味合いがあるのかご説明します。

「青歯」とは?意味

若者の生活には“Bluetooth”(ブルートゥース)という身近な電子機器を線につながない状態で音を飛ばしたり、操作ができる商品が使われるようになりましたが、この青い歯と略す言葉が転じて省略したものを「青歯」【あおば】と言います。

「青」は“Blue”(ブルー)と表し、「歯」を“tooth”(トゥース)と訳して掛け合わせて表示するとき「青歯」と書くわけです。

青海苔を食べたとき歯の表面に張り付いたり、かき氷のブルーハワイを食べた後、歯が青くなる様が「青歯」に見えるところからこのようなスラング用語で面白おかしく表すようになりました。

「青歯」の概要

言葉の由来は、1000年以上前に中央ヨーロッパで活躍したデンマークの王様であるハーラル1世のあだ名からきている言葉であり、漢字を当てはめて言い表す俗語です。

彼は「浅黒い首領」と人々に呼ばれていて、無血統合することで文化を発展させたことから、いくつもある無線通信規格を一つにしてより使いやすくしたいと思った技術者が、ハーラル1世の功績からデジタル機器の通信技術をまとめるための呼び名として王様の異名である青歯王を採用しました。

「青歯」の使い方や使われ方

スマートフォンを最新のものに買い換えるとき、「青歯のバージョンはどのくらいになるか」と販売員に聞くとき使われています。

無線にしっかり対応している商品であれば線をつなげず、持ち運んで気軽に使えるので「青歯のイヤホンを選ぶ」こともあります。

「青歯のキーボードが欲しい」と店員に伝えれば探してくれますし、電源を切っても使える「青歯の電化製品が欲しい」と販売員に伝えればその希望に沿った商品を探してくれるでしょう。

掲示板では「電源を入れれば自動的に接続されるところが便利な機能である「青歯」はとても便利ですし、「青歯のマウス勝手がすごく便利」と人に使った感想を伝えたり、自慢するときにも使われています。

「青歯」を使った例文(使用例)

・『青歯に対応した機器はBluetoothであればすぐ認識して簡単に使えるようにできる』
電源を切ってもペアリングが使えるのが魅力的であり、無線で使えます。

・『青歯対応のキーボードなら、画面から離れた場所でも遠隔で文字が打てるところが大画面テレビに対応している』
遠隔操作ができるキーボードは、壁を挟んだ部屋からでも「青歯」に対応するテレビやパソコンに使えるのが便利なところです。

・『実在したハラール1世の歯を見たとき、青黒く見えたことから青歯王と呼ばれるきっかけになったという説がある』
かつて実在した王様の歯が青く見えた理由には、虫歯であったことからそのように見えたという説があります。

まとめ

電気機器やその周辺の商品の規格を統一したことでより便利で使いやすい無線商品として使えるようになったのが「青歯」であり、様々な機器に対応しています。

そんな「青歯」に対応する商品を使って、その便利さを体験してみるのも楽しいものです。