この記事では、「電動自転車」と「電動アシスト自転車」の違いを分かりやすく説明していきます。
「電動自転車」とは?
「電動自転車」とは?
ペダルを漕いで走ったり、モーターのみで走行することが出来る自転車で日本では法的には原動機付自転車や二輪車に分類されるものとなり、2022年時点で日本で購入できるものは存在しておらず、中国には市場が存在しているものとなっています。
ナンバープレートが必要、ヘルメットが必要、ウィンカーが必要なことなど法的な問題もあり、日本のメーカーが本格的に参入する機運がない乗り物でもあります。
ただし電動キックボードの法律の変化次第では変化の可能性もないとは言えません。
言葉として電動自転車は「電動アシスト自転車」のことを指すケースがかなり多くなっており、自転車販売店でも電動自転車という表記は電動アシスト自転車のことを指しています。
「電動アシスト自転車」とは?
「電動アシスト自転車」とは?
モーターによりペダルを漕ぐ力を増加させる能力を持った自転車のことで、坂道をより楽に進むことができ、安全な範囲内のスピードも出しやすくなっています。
前輪にモーターが付いたもの、後輪にモーターが付いたものなどメーカーによって様々なものがあり、ブレーキの際に発生するエネルギーで補助的に充電する機能を持った車種もあります。
折りたたみ自転車や三人乗り自転車などにも電動アシスト自転車は存在しています。
また、新しい車種では手で自転車を引く際にもモーターアシストがされて負担が軽く動かせるというものも登場しています。
電動アシスト自転車と普通の自転車を比較した欠点としては電動アシスト自転車は高額であること、重いため、取り回しがやや悪いこと、バッテリーの充電量しか走行できず、バッテリー残量ゼロではかなりペダルが重くなってしまい実用的ではないことが挙げられます。
「電動自転車」と「電動アシスト自転車」の違い
「電動自転車」と「電動アシスト自転車」の違い
「電動自転車」と「電動アシスト自転車」の違いを、分かりやすく解説します。
「電動自転車」はモーターによって駆動しペダルを漕がずに走ることが出来る上にペダルを漕いで進むことが出来る乗り物を指す言葉ではありますが、日本では販売されておらず、電動アシスト自転車のことを指して電動自転車と呼ぶことも多くなっています。
「電動アシスト自転車」はモーターによってペダルを漕ぐ力を軽く出来る自転車で、ペダルを漕がずに走ることはできません。
電動自転車は法的にはバイク、原動機付自転車に分類されますが、電動アシスト自転車は自転車に分類されるため、免許不要、ヘルメットを着用せずに乗ることができます。
まとめ
まとめ
「電動自転車」と「電動アシスト自転車」は言葉としては電動自転車も電動アシスト自転車を指すケースが多くなっています。
今後、電動自転車が日本市場で一般化するには、電気バイクが一定以上普及してからということになるでしょう。
ただし法的に免許不要な電動自転車の登場の可能性は日本では低いでしょう。