「当方」と「私」の違いとは?分かりやすく解釈

この記事では、「当方」「私」の違いを分かりやすく説明していきます。

「当方」とは?

「当方」とは?

「当方(とうほう)」とは、「自分が所属している企業・組織・団体などを指し示す一人称」「こちら側・自分たちの側」を意味している言葉です。

「当方」は、「個人としてのある人物」ではなく「その人物が属している組織・団体・会社」を指示している一人称なのです。

例えば、「当方でいったん検討させてください」「当方の責任で対応させていただきます」などの文章で使えます。

「私」とは?

「私」とは?

「私(わたし・わたくし)」とは、「自分自身(個人)を表す一般的な一人称」です。

フォーマルな人間関係やビジネスシーンのやり取りでは、「わたし」ではなく「わたくし」と読みます。

例えば、「私が担当の大崎です」「私が責任をもって対応させていただきます」といった例文で使われます。

「当方」と「私」の違い!

「当方」と「私」の違い!

「当方」「私」の違いを、分かりやすく解説します。

「当方」「私」はどちらも「自分の側を指し示す一人称」ですが、それぞれの言葉が指示している「一人称の対象」が異なっています。

「当方」という表現は「個人の自分自身ではなく、自分が所属している組織団体・会社を指し示している一人称」を意味していますが、「私」のほうは「個人としての自分自身を指し示す一般的な一人称」を意味している違いを指摘できます。

会社間でやり取りするビジネスシーンでは、「私」よりも「当方」のほうが使われやすい違いがあるのです。

「私」を使って自社の側を表現したい時は、「私ども(わたくしども)」という言い方が用いられます。

まとめ

まとめ

「当方」「私」の違いを説明しましたが、いかがだったでしょうか?

「当方」とは「自分が所属している企業・組織・団体を表す一人称」を意味していて、「私」「自分自身(個人)を表す一般的な一人称・ビジネスシーンではわたくしと読む」を意味している違いがあります。

「当方」「私」の違いを詳しく調べたい時は、この記事をチェックしてみてください。

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