「日頃より」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

ここでは「日頃より」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「日頃より」とは?

「日頃より」とは?

「日頃より」は、それがいつもこと、毎日のことだという意味になる表現です。

「日頃より練習しているので、本番でもうまくやりきることができた」と使った場合、毎日練習を行ってきたからこそ本番でもうまくいったと言っていることになり、「彼は日頃よりとても真面目な男だ」とした時には、その彼はいつもとても真面目だと意味で使っています。

それが特別なことではなく、日常的なこと、様子だという解釈になると考えると分かりやすく、口語、文章のどちらでも使うことができます。

ここまでの使い方では、自分が、もしくは誰かがそのような様子だと用いていますが、「日頃よりそうしておけばよかった」といったように、そうするべきだったとなる使い方をすることもでき、このように使う場合にはそれをしなかったことでこうなってしまった、しておけばよかったといった用い方になる場合が多いです。

「日頃より」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「日頃より」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「日頃より」は、それが当たり前のことだという意味を含んで用いることもできます。

例えば、「日頃より鍛錬を欠かしたことがない」のように使われた時には、その鍛錬はいつものことで、当たり前に行っていると言っているのだと解釈されるという具合です。

その場だけのことではない、それはいつものことだという意味になればよく、色々な使い方ができる表現となっており、ビジネスシーンでもまま見聞きすることがあります。

「弊社では日頃より製品の衛生管理を徹底しております」といったような用い方は、食品関連の会社であればそれこそ「日頃より」使われており、何がそうだという内容はともかく、この表現自体は誰に対して用いても失礼になることはありません。

「日頃より」を使った例文

「日頃より」を使った例文

・『彼は日頃より自転車で通勤しているらしい』
・『日頃より注意していたお陰で、すぐに変化に気付くことができた』

「日頃より」の類語や言い替え

「日頃より」の類語や言い替え

・『普段から』
この「普段から」としても、いつものことだといった解釈になります。

よって、「普段から鍛錬を欠かさないようにしている」「普段から自転車で通勤している」などと言い替えにすることができますが、どちらかと言えばカジュアルな表現になるため、ビジネスにはあまり適していません。

まとめ

まとめ

「日頃より」は、いつものことといった解釈で用いられています。

何も特別なことではなく、それが毎日のことだという使う表現になり、そのようにしていなかった、しておくべきだったという用い方をすることもできます。

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