「目が滑る」とは？意味や言葉の使い方、概要など

「目が滑る」とはどんな様子を表す言葉なのでしょうか。

今回は、「目が滑る」の意味と類語について解説します。

「目が滑る」とは?意味

「目が滑る」とは、「目で見たり読んだりしているのに内容が頭に入ってこないこと」という意味で使われる言葉です。

「目が滑る」の概要

人は文字や図形などを目で見ることで内容を認識し頭で理解します。

文章を読んだり絵を鑑賞したり図形を解釈したりなど資格情報を入力装置として使い頭脳で処理しますが、見ている対象の出来栄えが悪く読みにくかったり見づらかったりすると確かに目で見ているのに内容がちっとも頭に入ってこないことがあります。

そのような様子を指して「目が滑る」と表現します。

「目が滑る」と言うのは「目で見ているのにつるつる滑ってつかめないように内容をしっかりとらえられない」という意味を持ちます。

ごちゃごちゃして容姿がつかめず読んでもまったく頭に入ってこない文章や似たような箇所が多すぎて理解し難い図表など「確かに見ているのに滑って逃げていくように理解できない様子」を指して「目が滑る」と表現します。

「目が滑る」の言葉の使い方や使われ方

・『難解な用語が多すぎて目が滑る』
・『書き込みが多すぎる漫画は逆に目が滑るので読みづらい』

「目が滑る」の類語や言いかえ

・抜けていく
「頭のなかに入れたが定着せずすぐに忘れてしまうこと」を意味する言葉です。

「目が滑る」と同じく認識はしているがきちんと理解できていない様子を表します。

まとめ

「目が滑る」という言葉は辞書にはほとんど掲載されていないネットスラングの一種です。

最近は使われる機会が増えており辞書に採用される可能性が高いので今のうちに意味を覚えておきましょう。