「追求」と「追究」の違いとは？分かりやすく解釈

この記事では、「追求」と「追究」の違いを分かりやすく説明していきます。

「追求」とは?

「追求」の意味と使い方について紹介します。

「追求」の意味

「追求」は「ついきゅう」と読みます。

意味は「自分が目的とするものや欲しいものを手に入れる為に、粘り強く突き詰めていくこと」です。

「追求」の使い方

「追求」は名詞で、助動詞を伴って「追求する・した」と使います。

自分の目的とするものや、欲しいと思っているものに対して、諦めずに何処までも調べたり学んだりして手に入れようとすることを言います。

目指すものは何でも良いのですが、その人にとって良い結果をもたらすものであるのが基本です。

たとえば「利益」「使い易さ」「理想」「満足度」「芸術性」など、目に見えるものでなくても構わないのです。

「追究」とは?

「追究」の意味と使い方について紹介します。

「追究」の意味

「追究」も「ついきゅう」と読みます。

意味は、「学問的に、分らないことや不明なことをどこまでも突き詰めること」「深く考えて極めること」です。

「追究」の使い方

「追究」は名詞で、助動詞を伴って「追究する・した」と使います。

自分が理解できないもの、正体が分らないもの、原因が不明なものなどを、とことん調べて明確にすることを言います。

「追究」の場合、学問や専門知識に関することが基本で、情報を調べたり、実際に何か作業をするなども含みます。

そして「追求」との違いとして、対象となるのは未知のものであり、結果が出るまで正体が分らないという点があります。

具体的には「真理」「原因」「本質」「理論」「宇宙」などがあり、哲学的な内容も含みます。

「追求」と「追究」の違い!

「追求」は「その人にとって良い影響となるものを突き詰めること」です。

「追究」は「未知のものを明らかにしようとすること」です。

まとめ

今回は「追求」と「追究」の違いをお伝えしました。

「自分の欲しいものを突き詰めるのが追求」、「学問的に分らないものを突き詰めるのが追究」と覚えておきましょう。