「貼付」と「添付」の違いとは?分かりやすく解釈

この記事では、ともにてんぷと読む「貼付」「添付」の違いを分かりやすく説明していきます。

「貼付」とは?

「貼付」とは?

ちょうふともてんぷとも読む言葉で、貼り付けるという意味合いになります。

封筒に切手を添付する、履歴書に写真を貼付する、ブログに写真を貼付するなどの使い方があり、ひとつの紙やインターネットのページにおいて文章と写真が含まれているという使い方になります。

のりやホチキスで貼られているかどうかで添付と見分けるという向きもあります。

印刷されてひとつの紙に画像と文章が入っているものに関しては貼付されているとは言いません。

値札の貼付、値引きシールの貼付、半額シールの貼付など包装で値段を判断できないものに関しては添付して値段を知らせるケースが一般的です。

「添付」とは?

「添付」とは?

書類などに、あるものをつけ添えることという意味で、書類にグラフを別の紙で添付したり、写真を添付するケースがあり、社内での商品の検討ではサンプルを添付し、書類で内容を解説するというケースもあります。

また、薬局で処方される薬に関しては薬の解説書が添付されます。

電子メールにおいては添付ファイルという言葉もありますが、これは電子メールソフト単体では開くことの出来ないエクセルファイルやPDFファイルを添付するケースが多く、この場合の電子メールは添付するものの紹介文と添え状としての役割が強くなります。

論文の形や封筒で提出するものでも資料を添付するというケースがありますが、こちらは本文に直接貼り付けていない形式となり、本文と添付資料は別々の紙になっています。

また、製品としてのパソコンなどでも本体以外の添付品という概念があり、説明書、安全に使うためのガイド、再セットアップガイドなどが含まれています。

業務用のパソコンでは資源の有効利用を目的に複数の仕様が必要ない添付書類を省く販売方式も用意されています。

「貼付」と「添付」の違い

「貼付」と「添付」の違い

「貼付」「添付」の違いを、分かりやすく解説します。

貼付は貼り付けること、添付はつけ添えること、封筒に切手を貼付する場合は封筒に切手を貼ること、封筒に切手を添付する場合は切手を封筒の中に入れて送ることになります。

パソコン操作において画像の貼付というケースは添付との混同防止のため、貼り付けと言いますが、同一の文章内に画像をつけることを指し、添付の場合は別ファイルで画像をつけることを指します。

電子メールでは画像までは開けますが、開けないファイルもいくつかあり、その場合はファイルを添付します。

薬局では薬を処方された場合使い方の解説が添付されます。

この場合で紙を貼付する場合は訂正するケースが挙げられます。

まとめ

まとめ

「貼付」「添付」はともにてんぷと読み微妙に意味が異なるため、貼り付ける貼付は貼り付けという言葉に帰られているケースも多くなっています。

書類において紙の枚数は貼付の方が少なく、添付の方が多くなるケースが一般的です。

書類以外にも添付のケースがありますが貼付は値札などのシール程度しかありません。

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