何かを持っている時に用いられる言葉、「所有」と「保有」と「所持」。
同じ意味のように感じるこれら三つの言葉ですが、果たして違いはあるのでしょうか。
この記事では、「所有」と「保有」と「所持」の違いを分かりやすく説明していきます。
「所有」【しょゆう】とは?
「所有」【しょゆう】とは?
「所有」とは、自分のものとして持っていることを表した言葉です。
場所や在りかといった意味を含む「所」の字に、持つことの意味を含む「有」の字を組み合わせた言葉です。
持っている物がその場所に留まっていることを表現した言葉です。
「所有」の言葉の使い方
「所有」の言葉の使い方
「所有」は、自分のものであることは前提として、その場所に留まることに重きを置いた言葉です。
長く持つことになるであろうものに使われることの多い言葉です。
例えば、エアコンを購入した瞬間から、エアコンを所有しているということになります。
一般的に、エアコンは数日程では買い替えないものです。
ですから、エアコンは「所有」の対象として挙げられます。
土地や家なども、一般的に長く持つことになるので「所有」の対象になります。
「保有」【ほゆう】とは?
「保有」【ほゆう】とは?
「保有」とは、保ち持つこと、自分のものとして持ち続けることを意味した言葉です。
その状態のまま守るといった意味を含む「保」の字に、持つことの意味を含む「有」の字を組み合わせた言葉になります。
「保有」の言葉の使い方
「保有」の言葉の使い方
「保有」は、自分のものであることは前提として、持ち続けることではじめて用いられることになる言葉です。
そして、いずれ手放す可能性のあるものに対して使われることの多い言葉です。
例えば、株を持つことを、株を「保有」していると言ったりします。
「所持」【しょじ】とは?
「所持」【しょじ】とは?
「所持」とは、持っていること、携帯することを表現した言葉です。
場所や在りかといった意味を含む「所」の字に、手で持つや身につけるといった意味を含む「持」の字を組み合わせた言葉です。
「所持」の言葉の使い方
「所持」の言葉の使い方
「所持」は、持つことや身につけることに重きを置いた言葉になります。
自分のものであっても自分のものでなくても、そのものを実際に持っていたり身につけていたら、「所持」していると言えるのです。
「所有」と「保有」と「所持」の違い
「所有」と「保有」と「所持」の違い
「所有」は、「自分のもの」として持つことを意味した言葉です。
自分のものであれば、別の場所にあっても「所有」していると言えます。
「保有」は、自分のものとして「持ち続ける」ことを意味した言葉です。
その状態を保つという意味合いが強く、持ち続けている間は「保有」していると言えます。
「所持」は、誰のものであれ「今、持っている」状態を表した言葉です。
例えば、「所有」しているものであっても、別の場所にあったら「所持」しているとは言えません。
まとめ
まとめ
「所有」と「保有」と「所持」の違いについて述べましたが、理解して頂けましたでしょうか。
明確に違う部分もあり、微妙に違う部分もありました。
この記事が、あなたのお役に立てているなら幸いです。