この記事では、「公式」と「正式」の違いを分かりやすく説明していきます。
「公式」とは?
「公式」とは?
「公式」の意味と使い方を紹介します。
意味
意味
「公式」は「こうしき」と読み、以下の3つの意味があります。
1つ目は「ものごとを公に定められた形式に従うこと」という意味で、公の場で行われる行事などのことです。
2つ目は「公的な手続きをしてものごとを執り行うこと」という意味で、自治体や国などを通すものごとを表します。
3つ目は「数学用語で、答えを導き出す経緯を数字や記号を用いて表したもののこと」という意味です。
使い方
使い方
「公式」は形容動詞で、「公式だ・である」と使ったり、「公式に行う」と動詞を伴ったり、「公式行事」「公式訪問」など、複合語として使います。
「公式」の「公」は「おおやけ」とも読み、「式」は「ある定まったやり方」という意味です。
「公式」で、「国家や社会一般で定められているやり方」という意味で使われているのです。
インターネットでは、企業が自社の商品やサービスをPRする為に作ったホームページを「公式サイト」と言います。
「正式」とは?
「正式」とは?
「正式」の意味と使い方を紹介します。
意味
意味
「正式」は「せいしき」と読み、「定められた方式を簡略化せず、本来のやり方のまま行うこと」という意味があります。
「略式」があるのに対してオリジナルのやり方を表します。
使い方
使い方
「正式」は形容動詞で、「正式だ・である」と使ったり、「正式に要請する」と動詞を伴って使います。
「正」は「ただしい」とも読み、文字通り「正しいやり方」という意味で使われているのです。
「正式」の基準は法律だけではなく、伝統や宗教による決まりなど様々です。
「公式」と「正式」の違い!
「公式」と「正式」の違い!
「公式」と「正式」の違いを、分かりやすく解説します。
「公式」は、「公に定められて、社会的にも広く認められているやり方」のことです。
「正式」は、「法律・宗教・伝統などで定められている正しいやり方」のことです。
まとめ
まとめ
「公式」と「正式」は、「認められているか」「定められているか」という違いがあります。
社会人になると使う機会も増えるので、違いを覚えておきましょう。