「ドヤ顔」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

この記事では、スラング用語の「ドヤ顔」【どやがお】の意味や使い方、例文を分かりやすく説明していきます。

「ドヤ顔」とは?意味

「ドヤ顔」とは?意味

「どうだ」という気持ちを顔で表すのが「ドヤ顔」【どやがお】であり、自分がやったことがうまくいったとき見せたり、手柄を立てたときに見せます。

関西の方言の「どうだ」「どや」という方言を表したものであり、大阪ではよく使われている言葉です。

いつもはうまくいかないことができたとき「どや」と相手に伝えて、「自分もやればできるんだ」という気持ちを一言で伝えて、度肝を抜かせるために使われています。

「ドヤ顔」の概要

「ドヤ顔」の概要

関西出身の芸人がコントを披露するとき、「ほんまか」と疑いを抱く相方に対して「できる」と言っても信用してくれないとき、目の前でやってみせたとき「どや」という表情を見せて相方に文句を言わせないため使う手段です。

この言葉は、2011年の流行語大賞に選ばれており、若い人の間では人に自慢したいとき「どや顔」をスマートフォンで撮って投稿して楽しんでいます。

昭和の時代から「ドヤ顔」して見せて、人から「なんやねん、それ」と突っ込んでもらうことで笑いをとる芸人がいましたが、その顔が視聴者の心を強くとらえて、現在でも若い人の間で再度流行して使われるようになりました。

「ドヤ顔」の使い方や使われ方

「ドヤ顔」の使い方や使われ方

できないだろうと最初から見た目で判断するような人に対して本気で立ち向かい、やり遂げたとき「どや顔」して自分はこんなにすごいのだというところを見せつけたいとき使われています。

相手を打ち負かしたと思うときは「ドヤ顔して見せる」と自分がいかにできる人物か伝えられますし、馬鹿にする人相手を見返すために「馬鹿にするな」と気持ちを込めて使うこともあります。

嫌味なことばかり言う人や、鬱陶しいことする者に対して「ドヤ顔」を見せて「もうやめとけよ」と相手の行為を阻止するときにも使うと効力が表れるでしょう。

「ドヤ顔」を使った例文(使用例)

「ドヤ顔」を使った例文(使用例)

・『芸が成功したとき、両手を組んでカメラに向かってドヤ顔して見せると格好良く決まる』
人ができないような芸したとき、一度で決まったときはかなり人を驚かせるだけでなく、「格好良い」と羨望の眼差しで見られるでしょう。

・『いつもは人前に出ない友達がテストで高得点をとったとき、ドヤ顔して自分の気持ちを主張した』
普段は自分の考えを主張せずに、おとなしくしている人がかなりいい得点を取ったとき「ドヤ顔」して、いかに自分がすごいかを伝えるわけです。

・『若者の間では、両手でピースサインを見せながらドヤ顔するのが流行っている』
現在は、かわいらしくおどけたようにピースサインしながらドヤ顔して「どうだ」ときめるポーズが流行っています。

まとめ

まとめ

自分の気持ちを主張するときや、してやったりと自慢できることがある場合、相手に向かって「ドヤ顔」して見せて「自分はこんなにもできる人間だ」と伝えるわけです。

顔で主張すれば一発で自分の言いたいことが伝えられますので、機会があるときはこのような顔を作って見せるといいでしょう。

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