この記事では、スラング用語の「パッパ」の意味や使い方、例文を分かりやすく説明していきます。
「パッパ」とは?意味
「パッパ」とは?意味
「パッパ」とは、お父さんを指す言葉であり、2ちゃんねるの「なんでも実況J板」でよく使われています。
お父さんの一般的な呼び方はパパですが、掲示板ではあえてパの間に小さな「ッ」を挟んで「パッパ」と表し、愛着と親しみを込めて父親をこのように呼ぶわけです。
大好きな父を小さな子供がかわいらしく呼ぶように、最初の「パ」に少し力を入れて呼ぶことで愛情表現します。
なんでも実況J板を愛するユーザーは少し言葉を誇張するところがあり、母は「マッマ」と例えたり、犬を「イッヌ」と言うなど個性的な呼び方を楽しみ、交流をはかるわけです。
「パッパ」の概要
「パッパ」の概要
息子や娘は愛するパパに愛情を込めて「パッパ」と呼び、いかに愛しているかを伝えて他のユーザーと楽しく交流をはかります。
自分の父親はこのようなことが得意だ、趣味を楽しむと自慢してみたり、こんなところが面白いなどスレに書き込み、相手と共通の話題でユーザーは盛り上がるのです。
“TikTok”(ティックトック)では若かりし頃の格好良い「パッパ」の顔写真を現在の画像に合成できる便利なアプリを使い、本当に存在しているかのように立体的な今どきのイケメンを作り出す遊びが流行っています。
「パッパ」の使い方や使われ方
「パッパ」の使い方や使われ方
大好きな父親を掲示板で紹介するとき、「愛するパッパの話をする」と相手に思い出の話や個性を伝えて楽しむときに使います。
楽しい話を聞かされた方も負けじと「うちのパッパは運転がうまい」と自慢して対抗したり、「大好きなパッパ」とSNSに画像を投稿するときも使われています。
会社では他の社員へ気遣いができない父親の話を取り上げるときは【悲報】と題名に書いた後、「パッパ」が上司に怒られてかわいそうと胸が痛む気持ちを伝えることもあれば、服を片付けずマッマに叱られる話など人間味溢れるさまを伝えて他のユーザーの興味を惹きつけるため工夫するわけです。
「パッパ」を使った例文(使用例)
「パッパ」を使った例文(使用例)
・『私とパッパが選ぶおすすめのラーメン屋さんを紹介するので参考にして』
好物である食べ物を取り上げて、行きつけの店を紹介するときにかわいらしく「パッパが紹介します」と伝えて、さりげなく楽しさを共有するわけです。
・『仲が良いパッパとマッマが手を繋いで買い物を楽しむ姿がほほえましい』
両親の仲の良さを伝えるとき、母を「マッマ」と呼ぶことでいかに仲が良いかさりげなく伝えます。
・『俺のパッパは東京大学を卒業している真面目な性格だが、妙な動画にハマるところがかわいい』
東大を卒業して、立派な家を建てた真面目で勤勉な人なのに、変わった動画ばかり選んで見るところが人間らしさが感じられてかわいいと思う気持ちを表します。
まとめ
まとめ
好きでたまらないお父さんの魅力を掲示板で紹介したり、自慢するときに使われている「パッパ」は、愛情を込めて呼べる言葉です。
そのような呼び方する人には「いいパッパだ」と気の利いた言葉を伝えてあげれば、お互い楽しい関係を築けるでしょう。