「未済」の読み方と意味とは?「みさい」と「びさい」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

この記事では、「未済」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「未済」の正しい読み方は「みさい」と「びさい」どちら

「未済」の正しい読み方は「みさい」と「びさい」どちら

「未済」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語で使われている二つの漢字の個別の読みを確認します。

「未」の漢字の音読みは「ミ」で、常用漢字外の読みで「ビ」との読みもあります。

訓読みも、常用漢字外の読みですが、「いま(だ)・ ま(だ)・ひつじ」です。

また、「済」の漢字の音読みは「サイ」で、訓読みは「す(む)」です。

ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「みさい」とも「びさい」とも読める可能性があることが分かります。

しかし、いずれの読み方が正しいかは、この分析から判断することは出来ません。

さて、「未済」の正しい読み方は「みさい」「びさい」の、どちらなのでしょうか。

正しい読み方の結論

正しい読み方の結論

結論としては、「未済」の正しい読み方は「みさい」で、「びさい」と読むのは間違いです。

二つの音読みのいずれの読みが正しいのかは、判断する方法がなく、覚える以外にありません。

ちなみに「未」の漢字を使った熟語で、「び」と読ませる熟語は「十二支のひつじ」を意味する「丁未」以外辞書を調べても見当たらず、「み」 と読ませるのが、この熟語と同様に一般的です。

「未済」の意味

「未済」の意味

「未済」とは「物事がまだ済んでいないこと、特に返済が済んでいないこと」を意味する言葉です。

「未済」の言葉の使い方や使われ方

「未済」の言葉の使い方や使われ方

・『住宅ローン金利が上昇しそうなので、未済分を貯金を取り崩し、一括返済しようと思います』
・『取引先に損失を与えた件は、損失を補填することで大きく前進しましたが、信用を取り戻すためには、まだ解決すべき未済事項があります』

まとめ

まとめ

「未済」の正しい読み方は「みさい」で、「びさい」と読むのは間違いです。

また、この「未済」とは「物事がまだ済んでいないこと、特に返済が済んでいないこと」を意味する言葉です。

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