この記事では、「乳母」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「乳母」の正しい読み方は「にゅうぼ」と「うば」どちら
「乳母」の正しい読み方は「にゅうぼ」と「うば」どちら
「乳母」には数多くの読み方があります。
1つ目は「うば」で、熟字訓という読み方です。
熟字訓とは、2文字以上の漢字(熟字)に、本来の意味の言葉をあてはめて、普段使わない読み方をする文法です。
2つ目は「おんば」で、こちらも熟字訓になります。
3つ目は「ちおも」で、こちらは「乳」の訓読み「ちち」と「母」の音読み「も」が組み合わさり、変化した言葉です。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方、訓読みとは、漢字に日本語本来意味をあてはめた読み方です。
4つ目は「にゅうぼ」で、こちらは音読みです。
正しい読み方の結論
正しい読み方の結論
「乳母」は「うば」「おんば」「ちおも」「にゅうぼ」「まま」「めのと」の6つの読み方があります。
いずれも意味は同じです。
「乳母」の意味
「乳母」の意味
「乳母」には読み方は数多くありますが、意味は「母親に代わって乳児に乳を飲ませたりして、養育する女性」のことです。
「うば」は、歳をとった女性を意味するは「大母(おおば)」が「おば」「うば」に変化した言葉です。
「おんば」も「おおば」から変化した言葉、「ちおも」は訓読み・音読みの組み合わせが「ちちも」が変化した言葉、「まま」は幼児が乳母をそう呼んだことから、「めのと」は「妻(め)の妹(おと)」が変化したこ言葉です。
「乳母」の言葉の使い方や使われ方
「乳母」の言葉の使い方や使われ方
「乳母」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『お姫様は乳母(うば)に育てられる』
・『貴族に乳母(にゅうぼ)として仕える』
・『昔の矢敷には乳母(めのと)がいた』
まとめ
まとめ
今回は「乳母」の読み方について紹介しました。
「乳母」は「うば」「おんば」「ちおも」「にゅうぼ」「まま」「めのと」の6つの読み方があります。
正しく使える様に覚えておきましょう。