この記事では、「時給」と「日給」の違いを分かりやすく説明していきます。
「時給」とは?
「時給」とは?
「時給(じきゅう)」とは、「一時間ごとの時間単位で支払われる賃金・給与」のことを意味しています。
「時給」によって賃金・給与が支払われるのは「アルバイト・パート・派遣社員」が多くなっていて、「正規雇用の正社員・公務員」では「時給制」ではなく「月給制」が採用されています。
「時給」は「遅刻による時給減額」があり「休日は収入ゼロ」になるので、毎月の収入が不安定になりやすく、(ある程度の金額が必要な)家計を支える本格的な仕事には一般に不向きです。
「日給」とは?
「日給」とは?
「日給(にっきゅう)」とは、「一日ごとの時間単位で支払われる賃金・給与」のことを意味しています。
「日給」による賃金・給与の支払いは、日雇い労働・現場作業・スポット派遣(イベントの仕事)などで多くなっています。
「日給」は会社・組織に強く縛られない気楽さはありますが、「仕事がない日は収入がゼロになってしまうリスク」があるため、家計を支える本格的な仕事としては安定感に欠ける問題があります。
「時給」と「日給」の違い!
「時給」と「日給」の違い!
「時給」と「日給」の違いを、分かりやすく解説します。
「時給」も「日給」も「自分が実際に働いた分だけの賃金を受け取る給与制度(賃金制度)で支払われる金額」という点では意味が共通していますが、「賃金(給与)を算定して支払う時間の単位」が異なります。
「時給」というのは「一時間ごとの時間単位で支払われる賃金の金額」を意味していますが、「日給」は「一日ごとの単位単位で支払われる賃金の金額」を意味しているという違いがあるのです。
「時給1,000円の8時間労働」の場合は「日給8,000円」に相当しますが、「時給」も「日給」も働かなかった休日分の給与は支払われません。
また「日給」は数分程度の遅刻・早退によって日給の金額が減らされることは少ないのですが、「時給」はタイムカードで勤務時間・勤怠が管理されていることが多く、1分の遅刻であっても時給が減らされやすい違いもあります。
まとめ
まとめ
「時給」と「日給」の違いを説明しましたが、いかがだったでしょうか?
「時給」とは「アルバイト・派遣社員などに多い一時間ごとの時間単位で支払われる賃金・給与」を意味していて、「日給」は「日雇い労働・スポット派遣などに多い一日ごとの時間単位で支払われる賃金・給与」を意味しているという違いがあります。
「時給」と「日給」の違いを詳しく調べたい時は、この記事をチェックしてみてください。