「円熟」の読み方と意味とは？「えんじゅく」と「えんじゅ」のどちら？正しい読み方について詳しく解釈

この記事では、「円熟」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「円熟」の正しい読み方は「えんじゅく」と「えんじゅ」どちら

「円熟」は「えんじゅく」と読み、音読みになります。

音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。

「円」の音読みは「えん」、訓読みは「まる(い)・まど(か)・つぶら(か)・まろ(やか)」、「熟」の音読みは「じゅく」の訓読みは「う(れる)・う(む)・に(る)・に(える)・な(れる) つらつら・つくづく・こな(す)・こな(れる)」で、「えんじゅ」とは読みません。

ちなみに、訓読みとは漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。

正しい読み方の結論

「円熟」の正しい読み方は「えんじゅく」です。

「えんじゅ」と読みません。

「円熟」の意味

「円熟」の意味は、「年を取ったり、経験を積んだりして、内容や質が豊かになっていること」です。

人格や知識、美術などが、長い間の経験で培われ、十分に満たされた質に仕上がっている様子を表します。

「円」は「欠けたところがない」「角がない」という意味、「熟」は「ものごとが十分に成長する」「十分に馴れる」という意味、「円熟」で「欠けたところがなく、十分に成長して馴れること」になります。

「円熟」の言葉の使い方や使われ方

「円熟」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。

・『彼女は年を取って演技が円熟してきた』
・『既に高音は出ないが、彼の歌い方は円熟味を増している』
・『あのカップルは大人の円熟した関係だ』

まとめ

今回は「円熟」の読み方について紹介しました。

「円熟」の正しい読み方は「えんじゅく」で、「えんじゅ」とは読みません。

正しく読める様に覚えておきましょう。