「ワクテカ」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

ネット掲示板やまとめサイトなどでよく使われる表現「ワクテカ」とは何をあらわす言葉なのでしょうか。

今回は、「ワクテカ」の意味と類似表現について解説します。

「ワクテカ」とは?意味

「ワクテカ」とは?意味

「ワクテカ」とは、「興味津々で機体をふくらませている様子」を意味するネットスラングです。

「ワクテカ」の概要

「ワクテカ」の概要

「ワクテカ」「ワクワクしながら顔をテカテカさせている」の略です。

興味が強まり期待が膨らむと新陳代謝が良くなり顔に汗を書いたり脂を浮かべたりすることがあります。

そのことから興味をふくらませている様子のことをネット上では「顔をテカらせている」というようになり、さらにそのような様子と心情をひとまとめにした表現として誕生したのが「ワクテカ」です。

「目をランランと輝かせ鼻息荒く成り行きを見守っているような野次馬根性を隠そうともしない興味津々な様子」を指して「ワクテカ」と表現します。

単に興味が強い、関心があるというだけではなく人の事情に首を突っ込みたがるはた迷惑な好奇心のような下衆なニュアンスを含む言葉でありポジティブな意味ではありません。

強く否定するものではありませんが人としてあまり褒められたものではない野次馬根性丸出しの人を指す言葉です。

「ワクテカ」は大手掲示板「2ちゃんねる」で誕生したとされる言葉です。

掲示板でのやりとりを興味深く見守っている人を指して「ワクテカ」と表現したのが最初で、当初は記号と文字を組み合わせたアスキーアートから始まりアルファベットで「wktk」と書く時期を経て「ワクテカ」と書くようになったとされています。

現在では掲示板やまとめサイトだけでなくSNSでも使われる表現ですが日常会話で使われることはまずないネット独自のスラングです。

ことの成り行きを興味津々に見守っているのが「ワクテカ」であり親身になって相談に乗っていたり当事者として関わっていたりする人には使いません。

あくまでも見守っているだけて直接的な関わりのない人に対して使われる表現なのでニュアンスとして無責任さやいい加減さを強く含みます。

「ワクテカ」の言葉の使い方や使われ方

「ワクテカ」の言葉の使い方や使われ方

・『レスバトルをワクテカで見守っている』
・『本人たちは真剣に話しているのにワクテカしているだけの部外者があれこれ言うのは筋違いだ』
・『ワクテカで待っていたがあまりにも辛い結末を迎えてしまいひどく落ち込んだ』
・『画像はよはよ!ワクテカ待機!』

「ワクテカ」の類語や言いかえ

「ワクテカ」の類語や言いかえ

・全裸待機
「成り行きを見守るため服を脱ぎ全裸になって正座し万全の体制で待ち構えること」を意味するネットスラングです。

本来は成人向け作品を見るために過剰に準備する様子をユーモラスに表現した言葉ですが、そこから転じて「待ち望んでいることに対し期待値をさらに高めて待つこと」という意味で使われています。

・キタコレ
「待っていた展開が訪れること」を意味する言葉です。

望ましい結果や喜ばしい動きに対して使われる感嘆の表現で「ワクテカ」の結果が良かったときに用います。

まとめ

まとめ

「ワクテカ」は意味を知っておかないとまったく理解できないネットスラングです。

比較的古くから使われていてネット上では定着している表現なので意味を知っておきましょう。

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