「佐川男子」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

一部の女性たちから熱い視線を送られる「佐川男子」とはどのような人を指すのでしょうか。

今回は、「佐川男子」の意味と類似表現について解説します。

「佐川男子」とは?意味

「佐川男子」とは?意味

「佐川男子」とは、「佐川急便で配達員として働く男性」を意味する言葉です。

「佐川男子」の概要

「佐川男子」の概要

青白ボーダーにアカのワンポイントが入ったユニフォームでおなじみの「佐川急便」は身近に利用する大手配送サービス会社です。

企業向けの大口顧客に強みを発揮する佐川急便は通販全盛時代にあって特に接する機会が増えており、重い荷物を文句ひとつ言わず丁寧に運んでくれるその姿から多くの人に好印象を持たれる頼もしい存在です。

そんな佐川急便ではたらく男性配送員に対し女性たちが憧れや親しみの意味を込めて名づけたのが「佐川男子」です。

佐川急便ではトラックの運転と荷物の配送をサービスドライバーと呼ばれる人達が担当します。

彼らは暑い紐寒い日もグチひとつこぼさず働き続ける働き者です。

重い荷物を運んで鍛えあげられた肉体を持ち丁寧な接客でさわやかな印象を与える彼らは多くの人達から好感を持たれるだけでなく一部の女性たちからは恋愛対象として熱い視線を贈られています 佐川急便を支えるサービスドライバーたちに注目が集まったのは2010年代に入ってからです。

「佐川男子」という言葉ができるよりはるか前の1990年代、佐川急便には「トラックに描かれているシンボルマークの飛脚が締めている赤いふんどしに触ると幸運が訪れる」という都市伝説がありました。

この都市伝説は当時昼帯で放送されていたトーク番組「ごきげんよう」のサイコロトークがきっかけで大きな話題になりましたが、話が広がるにつれふれる対象が飛脚のふんどしから「配送のお兄さん」になぜか変化します。

いつの間にか「佐川のセールスドライバーにさわると縁起がいい」という内容にかわってしまったのですが佐川急便ではたらく男性に注目が集まったのはこれが最初です。

縁起がいいという都市伝説はその後なりを潜めますが佐川の弾性に対する注目は静かに続きます。

たくましく働く姿に頼りがいを感じる女性は着実に増えメディアにも取り上げられるようになり、2012年のユーキャン新語・流行語大賞ではトップテン入りを逃すものの候補としてノミネートされ大きな話題となりました。

「佐川男子」の言葉の使い方や使われ方

「佐川男子」の言葉の使い方や使われ方

・『彼女は佐川男子に憧れを抱いている』
・『力仕事をかるがるこなす佐川男子の姿にひかれる女性は多い』
・『真夏に重い荷物を運んでくれた佐川男子に麦茶を差し入れする』
・『さわやかなユニフォームが佐川男子の魅力を引き立てている』

「佐川男子」の類語や言いかえ

「佐川男子」の類語や言いかえ

・飛脚男子
「佐川急便で働く男性」を指す言葉です。

佐川急便のサービスドライバーを指す言葉としてはこちらのほうが先に使われていましたが2007年にマークが変更されたことにより使われなくなり「佐川男子」という呼称が定着しています。

・ヤマト男子
「ヤマト運輸ではたらく配送員の男性」を意味する言葉です。

まとめ

まとめ

通販全盛の時代にあって「佐川男子」の活躍なしでは社会が回らないと言っても過言ではないほど重要な存在です。

頼りがいのある姿に魅力を感じる女性は少なくありません。

公式ファンブックやカレンダーなどのグッズも発売されているので興味のある方は購入をおすすめします。

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