この記事では、「和暦」と「西暦」の違いを分かりやすく説明していきます。
「和暦」とは?
「和暦」とは?
「和暦」は「われき」と読みます。
「和暦」は「日本の暦」という意味があります。
「西暦」に対して、日本の年号や、紀元を指します。
ちなみに「年号」は、「年につける称号」という意味があり、明治以降は「一世一元の制」が採用され、皇位継承がある時に改められています。
それまでは、天災などが起こるたびに、変更されていたと言われています。
最近のものとしては「昭和」「平成」、「令和」などの「年号」があります。
ちなみに、初めて「年号」が使われたのが、「西暦」645年の「大化」とされています。
「西暦」とは?
「西暦」とは?
「西暦」は「せいれき」と読みます。
「西暦」は、「キリストが誕生したとされる年を元年とする年代の数え方」を意味します。
そのため、紀元前を表す「BC」は、キリスト誕生前である「Before Christ」から来ています。
日本では、「西暦」を1873年、明治時代から取り入れることになりました。
以前は「ユリウス暦」という暦が採用されていましたが、現在は「グレゴリウス暦」となっています。
「和暦」と「西暦」の違い
「和暦」と「西暦」の違い
「和暦」と「西暦」の違いを、分かりやすく解説します。
「和暦」と「西暦」は、どちらも暦のことを指す言葉になりますが、「和暦」は、日本独自の暦なのに対して、「西暦」は、キリスト教由来の暦という違いがあります。
「西暦」は、キリスト誕生を元年としているのに対して、「和暦」は「一世一元の制」のより、皇位継承がある時、元年となるという違いもあります。
まとめ
まとめ
「和暦」と「西暦」の違いについて見てきました。
「和暦」は、日本独自の暦なのに対して、「西暦」は、キリスト教由来の暦だという違いがあることが分かりました。
現在の日本では、「和暦」と「西暦」のどちらも使っていますが、そうなったのは明治時代からで、それまでは「和暦」しか使われていなかったことを知っておきましょう。