この記事では、「目は四つない」【めはよっつない】の意味や使い方、例文を分かりやすく説明していきます。
「目は四つない」とは?意味
「目は四つない」とは?意味
目は2つしかないというのに、眼鏡をかけてサングラスまで掛ける人に「目は四つない」とつっこみを入れます。
すでに眼鏡を掛けているのに、その上からサングラスしようとする自分に対して「それは無理だよ。
目は四つもないだろう」と指摘するように伝えるときにも使えるわけです。
近頃、サングラスをおでこの位置にずらし、眼鏡する姿がまるで目が四つあるように感じさせますが、たいていの人間は目が二つしかないのに、二つの眼鏡を掛けた自分は気が動転しているように感じて「お前、大丈夫か」と心配する気持ちを表す言葉になります。
「目は四つない」の概要
「目は四つない」の概要
眼鏡を掛けているというのに、そこへサングラスを上からかけようとする人が鏡を見て「ああ、どうしてこんなことをしたんだろう」という残念な気持ちになります。
「ああ、俺…疲れてるな」と感じれば、切なさと気の毒な感じに包まれた自分に対して使われたのが「目は四つもない」だったのです。
もっと日頃から自分を労わってあげればよかったと反省する意味でも、自分のあやまちを見直し、前向きに生きるため反省する意味で使われています。
自分が二種類の眼鏡をかけている姿はときに笑える要素となりますが、どうもじわじわ面白いと感じるものでもあり、後からになって面白いなと感じて友達が落ち込んでいるときは笑いを誘うためにあえて眼鏡を二種類かけて目の前に立ち、元気づけるわけです。
「目は四つない」の言葉の使い方と使われ方
「目は四つない」の言葉の使い方と使われ方
二つの目しかないというのに、眼鏡とサングラスを同時に掛けている自分の顔を見て「俺、大丈夫かよ。
目は四つないんだぞ」と気をしっかり持ってと渇を入れるために使います。
仲がいい友達や趣味仲間に対しては「疲れてるんだな。
目は四つないんだぞ」と言い、「しっかり休めよ」と相手を労わってあげられる言葉としても使えるわけです。
調子にのって眼鏡もサングラスもかけて有頂天になっている人に対しては「目は四つない。
恥ずかしい行為はやめておけ」と忠告して、周囲の様子を見て冷静になるように伝えて注意します。
「目は四つない」を使った例文(使用例)
「目は四つない」を使った例文(使用例)
・『目は四つないぞと言えば、友達は眼鏡とサングラスを静かに外して冷静になる』
・『似たような眼鏡を2つ購入しようとした友達に、目は四つないと指摘したのに買ってしまう』
・『お前はいつもいろいろなものを瞬時にとらえられると言うが、目は四つないぞ』
2種類の眼鏡を顔とおでこにかけて調子にのる様子にあきれた人が注意して静かにさせたり、似たようなデザインを購入しようとする人に「それはお金がもったいない」とつっこみを入れて阻止しようとする気持ちを伝えます。
左右上下の光景を瞬時にとらえられると豪語する者をたしなめるためにも「目は四つないんだぞ」と言って、でしゃばらないように忠告するときも使える言葉です。
まとめ
まとめ
目は二つしかないのに、顔に眼鏡とサングラスを掛けたらどう考えても邪魔になるだけだろうと思う人は、精神的に疲れている自分の状態がつらい気持ちになるでしょう。
自分がどうも疲れているなと感じたら目を労わり、栄養をとって気持ちを落ち着かせる工夫を取り入れることも必要です。