「多岐」の読み方と意味とは？「たき」と「たえ」のどちら？正しい読み方について詳しく解釈

この記事では、「多岐」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「多岐」の正しい読み方は「たき」と「たえ」どちら

「多岐」の読み方として想定できるものに、「たき」と「たえ」があります。

「たき」と「たえ」の二つの読み方のうち、「多岐」の正しい読み方はどちらでしょうか。

正しい読み方の結論

「多岐」の正しい読み方の結論は、「たき」が正しい読み方になります。

「多岐」という漢熟語で使われている「岐」という漢字の音読みは「キ・ギ」、訓読みは「わかれる・ちまた」です。

「多岐」の「岐」には「エ」という音読みは存在しないため、「多岐」を「たえ」と読むことはできず誤読ということになるのです。

「多岐」の意味

「多岐」の意味は、「複数の道がわかれていること」を意味しています。

「多岐」という言葉は、「ある対象・物事において、進んだり選んだりすることができる道筋が多く分かれているさま」といった意味合いを持っているのです。

「多岐」の意味として、「ある現象・物事が複数の分野および選択肢に分かれていること」も挙げられます。

「多岐」の言葉の使い方や使われ方

「多岐」の言葉の使い方・使われ方を示すため、この言葉を使った例文を以下で紹介します。

・『歴史学の専門分野は多岐に及ぶため、日本史でも世界史でもそのすべてを網羅することはほぼ不可能です』
・『その教授の講義のテーマは多岐にわたるため、学問そのものに関心がなくても聴いているだけで楽しいのです』
・『中学卒業以後の選択肢は多岐にわたりますが、高校から大学・大学院へと進学しないと選べない専門的な職業の道も増えてきます』

まとめ

この記事では、「多岐」の正しい読み方「たき」とその意味を紹介しましたがいかがでしたか?「多岐」の読み方・意味・使い方を調べたいときは、この記事の解説を参考にしてみてください。