この記事では、「枚挙」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「枚挙」の正しい読み方は「まいきょ」と「まいこぶし」どちら
「枚挙」の正しい読み方は「まいきょ」と「まいこぶし」どちら
「枚挙」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語で使われている二つの漢字の個別の読みを確認します。
「枚」の漢字の音読みは「マイ」で、訓読みは「ひら」です。
また「挙」の漢字の音読みは「キョ」で、訓読みは「あ(げる)」です。
ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「まいきょ」と読めることが分かります、しかし、「挙」の漢字に「こぶし」との読みがないことから、「まいこぶし」と読むのは無理だと考えられます。
さて、「枚挙」の正しい読み方は「まいきょ」と「まいこぶし」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
正しい読み方の結論
結論として、「枚挙」の正しい読み方は「まいきょ」で、「まいこぶし」と読むのは間違いです。
「挙」の漢字には「こぶし」との読みがないのに、「まいこぶし」と読み間違えられるのは、訓読みが「こぶし」の「拳」の漢字が、「挙」の漢字に似ているからと思われます。
「枚挙」の意味
「枚挙」の意味
「枚挙」とは、「いちいち数え上げること」を意味する言葉です。
「枚挙」の言葉の使い方や使われ方
「枚挙」の言葉の使い方や使われ方
・『沢山あり過ぎて、いちいち数えきれないことは枚挙にいとまがないと表現されます』
・『些細なミスは、枚挙にいとまがないほど発生しており、完全になくすためには多くの業務改善が必要です』
・『同様の犯罪は、残念ですが枚挙にいとまがないほど多く発生しています』
まとめ
まとめ
「枚挙」の正しい読み方は「まいきょ」で、「まいこぶし」と読むのは間違いです。
また、この「枚挙」とは、「いちいち数え上げること」を意味する言葉です。