木へんに亜で「椏」の読み方とは?簡単に解釈

この記事では、「椏」の読み方を分かりやすく説明していきます。

木へんに亞で「椏」の読み方

木へんに亞で「椏」の読み方

木へんに亞と書いて、いったいなんと読めば良いのでしょうか。

読み方は、いくつかあります。

一つは「あ」

また、「また」「きのまた」「みつまた」という読み方もあります。

音読みが「あ」、訓読みが「また」「きのまた」「みつまた」です。

「椏」の意味や解説

「椏」の意味や解説

「椏」の意味は、「木のまた」です。

木を観察してみると、木の枝が枝分かれしている部分があると思います。

その別れはじめの部分を差して、「椏」と呼びます。

亞とは、「亜」という文字の旧字体です。

普段なかなか使わない字なので、パソコンの種類によっては表示されないこともあります。

この文字が使われる機会の大部分は、「みつまた」という樹木を話題にするときでしょう。

中国やヒマラヤが原産の低木で、日本では観葉植物や、和紙の原材料として利用されています。

名前の通り、枝の分かれ目が必ず三本に分岐するので「みつまた」と呼ばれています。

秋から冬になると黄色く小さな花をつけ、目を楽しませてくれる花です。

和紙の原材料のほかに、生薬としても利用されています。

「椏」の熟語での使い方や使われ方

「椏」の熟語での使い方や使われ方

・『三椏紙が一番、質がいい』
和紙の材料として知られる椏は、紙の質がとても良くなるので、愛好家がいることで知られています。
・『椏が綺麗に別れている』
木の俣が綺麗に別れて、枝ぶりの美しい木を見て言います。
・『椏本八幡宮』
あてもとはちまんぐう、と読みます。京都にある由緒ある寺院です。敷地のなかに三椏の木が生えていたことが由来だそうです。

まとめ

まとめ

「椏」「あ」「また」「みつまた」と読み、木のまたを意味する言葉です。

三椏という植物を示す他に、木のまたについて漢語調に記すときに使ったり、地名としても用いられています。

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