木へんに者で「楮」の読み方とは?使い方など簡単に解釈

この記事では、「楮」の読み方を分かりやすく説明していきます。

木へんに者で「楮」の読み方

木へんに者で「楮」の読み方

「楮」という漢字は訓読みでは「こうぞ」「かみ」「さつ」と読み、音読みでは「チョ」と読みます。

「楮」の意味や解説

「楮」の意味や解説

「楮」という漢字には「コウゾ」「紙」「手紙」「札」「紙幣」という意味が含まれています。

「コウゾ」とはクワ科コウゾ属に分類される植物であり、別名「カゾ」とも呼ばれています。

「コウゾ」という名称ですが、「紙麻(かみそ)」が変化して「こうぞ(かうぞ)」となったとする説が挙げられています。

「ヒメコウゾ」「カジノキ」の雑種であり、「ヒメコウゾ」の別名を「コウゾ」とするケースもあるようです。

山間地の傾斜地で栽培されることが多く、日本では高知県や茨城県などが主な生産地となります。

古い時代より、和紙の原料として利用されている他、樹皮から採れる繊維を利用した糸は布を織るために使われていました。

「楮」の樹皮の繊維は、絡み合う性質が強く、出来上がった紙は粘り強く、揉むと丈夫な紙になります。

「楮」の使い方や使われ方

「楮」の使い方や使われ方

・『楮原』【かじはら】高知県吾川郡仁淀川町に所在する地名です。
・『楮根』【かぞね】山梨県南巨摩郡南部町に所在する地名です。
・『楮町』【こうじまち】青森県広前市に所在する地名です。
・『物部町楮佐古』【もののべちょうかじさこ】高知県香美市に所在する地名です。
・『山川町楮本』【やまかわちょうかしのもと】徳島県吉野川市に所在する地名です。

まとめ

まとめ

「楮」は訓読みでは「こうぞ」「かみ」「さつ」と読み、音読みでは「チョ」と読む漢字です。

そして、「楮」には「コウゾ」「紙」「手紙」「札」「紙幣」という意味が含まれています。

タイトルとURLをコピーしました