木へんに予で「杼」の読み方とは?使い方など簡単に解釈

この記事では、木へんに予で「杼」の読み方を分かりやすく説明していきます。

木へんに予で「杼」の読み方

木へんに予で「杼」の読み方

「杼」という漢字の音読みは「チョ・ジョ」、訓読みは「ひ・とち・どんぐり」になります。

「杼」の漢字は「杼機(じょき)・機杼(きじょ)」といった機織りの機具に関連する言葉において、「ジョ」という音読みをすることができます。

「杼」の漢字を「ひ」と訓読みするときには、その一文字だけで「機織りにおいて糸を通すための専用の道具」を表すことができます。

「杼」には「とち・どんぐり」の訓読みもあるが、この読み方をすることはあまりありません。

「杼」の漢字の意味や解説

「杼」の漢字の意味や解説

「杼」という漢字は、「機織り(はたおり)に使う織機に付属しているシャトルと呼ばれる用具」を意味しています。

「杼」は、「機織りをする際に、張り詰めた縦糸(たていと)の間に横糸(よこいと)を通していく道具」を指し示しているのです。

織機で使う漢字においては、「たていと」「経」「よこいと」「緯」と表記されることもあります。

「杼」の持つ意味として「ムクロジ科トチノキ属のトチノキ」「クヌギ・クヌギの木になるドングリ」も挙げることができます。

「杼」の熟語での使い方や使われ方

「杼」の熟語での使い方や使われ方

・『杼機』【じょき】
「縦糸の間に横糸をより効率的に通すための木製の道具・シャトルが付属している製織(織物)に使う織機」を意味して使われている熟語です。

「杼機」の漢字の順番を入れ替えて、「機杼(きじょ)」としても同義語になります。

・『杼投げ』【ひなげ】
「杼と呼ばれるシャトルを動かして、縦糸の間に横糸を通しながら織物をつくっていく行為」を指して使われている熟語です。

・『杼』【とち】
「ムクロジ科トチノキ属に分類されるトチノキの略称」を意味しています。

「5~6月に存在感のある花を咲かせて、10~11月にクリに似た食べられるドングリの実をつけるトチノキ」を指しているのです。

まとめ

まとめ

この記事では、木へんに予と書く「杼」の読み方・意味・使われ方を詳しく解説しましたがいかがでしたか。

「杼」という漢字について詳しく調べたいときには、この記事の解説をチェックしてみてください。

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