この記事では、「紅葉」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「紅葉」の正しい読み方は「こうよう」と「べには」どちら
「紅葉」の正しい読み方は「こうよう」と「べには」どちら
「紅葉」には2つの読み方があります。
1つ目は「こうよう」で、音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
2つ目は「もみじ」で、熟字訓という読み方です。
熟字訓とは、2文字以上の漢字(熟字)に、本来の意味をあてはめて普段使わない読み方をする文法です。
「紅」の音読みは「こう・く・ぐ」、訓読みは「べに・くれない・あか(い)・もみ」、「葉」の音読みは「よう・しょう」、訓読みは「は・かみ・すえ」です。
「紅葉」と表記する場合、「べには」とは読みません。
正しい読み方の結論
正しい読み方の結論
「紅葉」の正しい読み方は「こうよう」「もみじ」の2つで、読み方により多少意味が違ってきます。
「べには」とは読みません。
「紅葉」の意味
「紅葉」の意味
「紅葉」の読み方による意味の違いは以下の通りです。
「こうよう」と読む場合、「秋に草木の葉が赤や黄色に色づくこと」という意味です。
「もみじ」と読む場合、「晩秋に草木の葉が赤や黄色に色づくこと」「カエデの別名」「鹿肉のこと、多くはもみじが飾られて提供されることから」です。
「もみじ」の語源は古語の「もみつ」で、「色を揉み出す」という意味から転じて「気の葉が黄や赤に色づくこと」として使われていました。
「もみつ」の連用形「もみち」が変化して「もみじ」になりました。
「紅葉」の言葉の使い方や使われ方
「紅葉」の言葉の使い方や使われ方
「紅葉」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『11月になると山の紅葉(こうよう)がキレイだ』
・『山の中を歩いて紅葉(もみじ)狩りする』
・『赤ちゃんの手は紅葉(もみじ)の葉っぱの様だ』
まとめ
まとめ
今回は「紅葉」の読み方について紹介しました。
「紅葉」の正しい読み方は「こうよう」「もみじ」の2つで、「べには」とは読みません。
正しく読める様に覚えておきましょう。